まさか前回(10/18)記事の次が、こんな記事になるとは思いもしませんでした・・・
先日10/22・am8時13分に、出産しました。男の子でした!ただ、双子出産予定でしたが、長男は死産。次男と母親は健康です。
待望の赤ちゃんを授かったのが今年の春先。双子という事もあって、7/21~嫁は11/28予定日までの安静入院に入りました。嫁にとっては人生で初めての入院生活。個室で一人寂しい不安な毎日。腕には24時間点滴。食事の時に起き上がるのと、部屋内設置のトイレに行く時しか起きる事を許されない寝たままの生活が始まりました。何もしてあげる事の出来ない僕が、せめて出来る事はと思い毎晩付き添い宿泊を決めました。仕事を終えたら直ぐに病院へ、朝病院から出勤。週に1回の休みも朝~晩まで病院で過ごしました。毎日、決して美味しいとも言えない食事や40℃超えの高熱など、いくつもの山を乗り越えてきました。時には「こんな記事」で励ましあったり・・・
帝王切開での出産と言われていたので、帝王切開予定日11/6まで残りわずかの22日(日曜日)。前夜まで変わりなく元気に動いていた赤ちゃんが、この日の朝に急変して心音が聞き取りにくく・・・緊急に帝王切開手術になりました。総合病院に入院していたので、小児科の先生も含めて最大限の対応をしていただきましたが、こういう結果になってしまいました。今回、天国にいった長男は「桜佑(おうすけ)」と命名。桜の季節になるとみんなにも思い出してもらおうと「桜」の漢字を入れました。長男として戸籍に残す予定にしています。
桜佑は、2400gでした。後に、今回の手術に立ち会って頂いた先生・看護師さんから説明を受けました。何一つ隠しもせず正直な話を聞きましたが、今回の事に関して原因は何一つ見当たらないそうです。逆に、病院としてだけじゃなく、両親として今後の出産の為にも解剖して原因を調べてみるのも・・・?と言われましたが、迷わず断らせていただきました。桜佑が戻ってくるわけじゃないですから。。。でも、こう言ったらなんですが、桜佑は幸せな子だったと思います。母体の中で9ヶ月間育ったうち、3ヶ月間は大事に大事に安静な生活をしてもらい、優しい看護師さん達に24時間見守ってもらえたので予想以上に大きく成長しました。最後は先生と看護師さん全員に抱いてもらい・泣いてもらい「可愛い顔してるね!幸せだったね!」と声かけてもらっていました。その日の夜は、パパとママを独り占めにして3人で川の字に寝ました。お別れの朝には、看護師さんの計らいで、パパとママから初めての入浴を。胸の上に寝かしてあげ母乳を飲ましてあげると、少し口が開いていました。←本当なんです!!一日経った桜佑の体は全然固くなる事もなく柔らかく今にも起きてきそうな顔をしていました。これも、赤ちゃんだからかな・・と思っていたら、決してそうではないそうです。固くなる事もなく綺麗に手形・足形を残せれたのにも看護師さんは驚いていました。ほとんどの場合、手を開く事が出来ず手形もグーが多いそうです。ここで聞いた話が「医学的にという訳じゃないのですが、固くならず柔らかい体でいられているのは、本人が幸せで満足された証と言われている」だそうです。
病院から見送られる時も、まだ外出出来ない嫁と一緒に先生達・看護師さん達もエレベータや玄関まで見送りに来てくれました。
23日(月曜日)親戚が集まってくれて、お葬式を。火葬場で遺骨も持ち帰ってきました。今後も初七日や一周忌等 供養してもらいます。
天国から見てくれてるであろう桜佑へ。
パパママに夢を与えてくれてありがとうm(__)m そして、次男(2266グラム)が大きくなるまで我慢して待っててくれてありがとうm(__)m桜佑は立派な兄ちゃんとして、弟を守ってくれたんだよね。本当にありがとうm(__)m 住む場所は違うかもしれないけど、これからもずっと一緒だよ。時には、僕達 家族の力にもなって、道に迷った時は天国から誘導してね。これからも、ずっとずっと一緒だよ!これからも宜しく!!
まだ病室で過ごしている万貴子へ。
長い時間、お疲れ様でしたm(__)m こんなに立派な双子を産んでくれて本当にありがとうm(__)m 桜佑も絶対に、万貴子が桜佑のママでよかった!って思っているはずだよ。もう少しで退院だね!一緒に美味しいもの食べに行って、桜佑が助けてくれた次男を精一杯の愛情で育てていこうね。これからも宜しくm(__)m
次男の命名は、また後日 報告します。