トヨタ・ソアラのランフラットタイヤ交換をさせていただきました。
出先でタイヤがパンクしたらやっかいだ。車をジャッキアップして重いタイヤを外し、スペアタイヤを取り付ける。手は真っ黒、夏なら汗だく、冬なら凍える。不運をどんなに呪ってみても、タイヤを換えなければ動けない。せめて修理工場まで、パンクしたまま走れたらなあ・・・。 そんなワガママをかなえてくれるのが、「ランフラットタイヤ」です。
「パンクした後、時速80キロで80キロの距離を走ることができる」というのが最低限の規格だ。道路でタイヤ交換していて他の車にはねられたり、暗い夜道で誰かに襲われたりといったトラブルを心配しないですむ。
ただ、普通のタイヤより重いため乗り心地や運動性能に劣り、価格も高価なこと。また、パンクしたら修理できないなどのデメリットもある発展途上のアイテムである。
ランフラットタイヤは、各タイヤメーカーから発売されており、タイヤの中にゴムや金属などを組み込む方式もあるが、今は側面を補強する「サイド補強式」が伸びている。
●「サイド補強式」(サイド補強型のランフラットタイヤは側面のゴムが分厚い)
ふつうのタイヤは側面のゴムの厚みが数ミリしかなく、空気が抜けたら車の重みでつぶれてしまう。頑丈なゴムで側面が補強されたランフラットはふつうより5~10ミリも厚く、空気圧がゼロになっても車体を支えられる。
ランフラットタイヤは、特殊な構造をしていますので、交換には専用の機材が必要となります。当店では、そんな「ランフラットタイヤ交換対応 タイヤチェンジャー(画像)」を設置しております。
ランフラットタイヤ/システムとは
■パンクしても、60km/hくらいまでのスピードならある程度の距離を走行できる特殊構造のタイヤのことです。(空気圧ゼロ時に通常の使用条件下において、80km/h以下で80kmまで走行可能と言われている)
■急なパンク時でも、路上でのタイヤ交換をする必要がなくなります。
■スペアタイヤが不要になりますので、荷室スペースをより有効に活用することができます。
■タイヤのサイド部を補強したRFTや、中子が車重を支えるSupport Ringなど、それぞれの特徴を活かし
スペシャリティーカーから都市型コミューター・福祉車輌まで、幅広い車種、用途に対応しています。
■パンクによる事故の抑制が期待でき、スペアタイヤも要らなくなるため、高級車を中心に採用が増えてきている。