タイヤ・車の基礎知識: 2007年1月アーカイブ

トヨタ・ソアラのランフラットタイヤ交換をさせていただきました。
ランフラットタイヤ・ソアラ.jpg ランフラットタイヤ交換 チェンジャー.jpg 
 出先でタイヤがパンクしたらやっかいだ。車をジャッキアップして重いタイヤを外し、スペアタイヤを取り付ける。手は真っ黒、夏なら汗だく、冬なら凍える。不運をどんなに呪ってみても、タイヤを換えなければ動けない。せめて修理工場まで、パンクしたまま走れたらなあ・・・。 そんなワガママをかなえてくれるのが、「ランフラットタイヤ」です。
 「パンクした後、時速80キロで80キロの距離を走ることができる」というのが最低限の規格だ。道路でタイヤ交換していて他の車にはねられたり、暗い夜道で誰かに襲われたりといったトラブルを心配しないですむ。
 ただ、普通のタイヤより重いため乗り心地や運動性能に劣り、価格も高価なこと。また、パンクしたら修理できないなどのデメリットもある発展途上のアイテムである。
 ランフラットタイヤは、各タイヤメーカーから発売されており、タイヤの中にゴムや金属などを組み込む方式もあるが、今は側面を補強する「サイド補強式」が伸びている。
●「サイド補強式」(サイド補強型のランフラットタイヤは側面のゴムが分厚い)
サイド補強型のランフラットタイヤ.jpg ふつうのタイヤは側面のゴムの厚みが数ミリしかなく、空気が抜けたら車の重みでつぶれてしまう。頑丈なゴムで側面が補強されたランフラットはふつうより5~10ミリも厚く、空気圧がゼロになっても車体を支えられる。

ランフラットタイヤは、特殊な構造をしていますので、交換には専用の機材が必要となります。当店では、そんな「ランフラットタイヤ交換対応 タイヤチェンジャー(画像)」を設置しております。

ランフラットタイヤ/システムとは
■パンクしても、60km/hくらいまでのスピードならある程度の距離を走行できる特殊構造のタイヤのことです。(空気圧ゼロ時に通常の使用条件下において、80km/h以下で80kmまで走行可能と言われている)
■急なパンク時でも、路上でのタイヤ交換をする必要がなくなります。
■スペアタイヤが不要になりますので、荷室スペースをより有効に活用することができます。
■タイヤのサイド部を補強したRFTや、中子が車重を支えるSupport Ringなど、それぞれの特徴を活かし
スペシャリティーカーから都市型コミューター・福祉車輌まで、幅広い車種、用途に対応しています。
■パンクによる事故の抑制が期待でき、スペアタイヤも要らなくなるため、高級車を中心に採用が増えてきている。

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車を所有している方なら必ず関わってくるのが車検ですね。(米国のように、自己管理で車検のない国もあります。)
その車検について、勘違いされている方もおられるようなので少しだけ説明したいと思います。
車検と一言に言っても大きくポイントに分けると
①「点検整備のされる車検」
②「継続(更新)のみを目的の車検」との二つに分けられます。
車検.jpg
 車検の正式名称を「継続検査」と言い、国が定める検査(自動車が保安基準に適合しているか等)を一定期間ごとにチェックするのが車検です。
 車検の期限は、新車を買った最初は3年後。2回目以降は2年ごとになりますが、自動車の種類によって異なり、特種用途自動車(緊急車両系・キャンピングカーなど)の場合、新車を買った最初の有効期間が2年だったり、2回目以降の自家用小型貨物車は1年だったりもします。
 昔は、車検を受けるには、カーディーラーや町の整備工場にお願いしましたが、最近ではこれら以外に、車検専門チェーン店やタイヤチェーン店・ガソリンスタンドでも車検の受付をされるようになりました。その理由の一つに「ユーザー車検」と言われる車検制度が出来たからでしょう。これは、法律に基いて自動車の使用者自ら点検し、国の検査場に車検を受けに行く事です。これを代行で行われる代行車検(ガソリンスタンド等で よく受付されています)が増えてきたという訳です。
こちら「車検の基礎知識」を是非ご覧下さい。
「車検の種類」・「ユーザー車検」・「ユーザー車検代行」・「1日車検(日帰り車検)」等について、分かりやすく説明してくれています!!
僕が、最初に勘違いされている方もおられるようなので・・・と話したのは、車検をお願いする車検関係店によって、車検の内容・車検料金(自賠責・重量税等の諸費用は何処の車検場でも同じです)が違うんですよ!ということです。
①「点検整備のされる車検」では、点検整備料金が加算されますが、次回車検満了日までの走行を考えた点検・整備をされているので安心して運転できます。
②「継続(更新)のみを目的の車検(ユーザー車検)」では、点検整備料金がいらない分、車検費用が安くつきます。しかし、車検後の車の安全性は全く保証されるものではなく、その安全性の責任はユーザーが管理するという車検です。

当店でも、車検の受付をしています。基本的には、①の点検整備を行う安心して走行していただける車検を実施していますが、ご希望のお客様にはユーザー車検代行や1日車検も受け付けております。
どうぞ お申しつけ下さい。

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