(前書き)
車(自動車)を動かすと必ず必要なブレーキ。運転者がブレーキペダルを踏むとタイヤ・ホイールの付いているローターを「ブレーキパッド」で挟み車は止まろうとします。(←中途半端な説明ですみません。詳しく説明すれば難しいかと・・・)皆さんも1度は乗った事あるでしょう自転車。同じ事です!手でブレーキを握るとワイヤーで繋がった先のゴムがホイールを挟んで回転を止めようとしますよね。そのゴムの部分が車でいう「ブレーキパッド(略・パッド)」です!!自転車のブレーキの働きをするゴムは、ほとんど減る事はありませんが、車のパッドはブレーキを踏む度に減っていきます。
鉄の板上にパッドがあり(画像)、パッドが減ってしまうと鉄板だけになってしまい、鉄板でローターを挟んでローターを傷つけてしまいます(自転車でいえば、ゴムが無くなって鉄板でホイールを挟む)。
(本文)
ブレーキパッド(略・パッド)が減りきってしまう前にパッドの交換をする必要があります。タイヤが減ってる減っていないは、いつでもチェックできますが、パッドが減っているかのチェックはタイヤを外さないと正確なチェックは出来ません。そこで、簡単なパッド残溝チェック方法(目安)をお教えしたいと思います。
ボンネットを開けてエンジンルーム内・運転席前あたりにあるマスターシリンダー(画像)というブレーキオイルのタンク内のブレーキオイル残量でパッド残量(目安)が分かります!!
新車の状態では、もちろんパッドは新品&ブレーキオイルもFULLまで入っています。ブレーキオイルタンクから4箇所のタイヤ・ブレーキ部にホースで繋がっています。この状態から、ブレーキを使いパッドが減っていくとブレーキオイルタンク内のブレーキオイルがホースを伝ってパッドの方に流れていきます。なので、パッドが減っていくとブレーキオイルタンク内のブレーキオイル量も減っていき「そろそろブレーキパッド減っているかも・・・」と判断できますね。
簡単にいえば、バケツに満タンの水が溜まっています。そのバケツからホースが出ていてホースの先に4人の子供がいます。水をもらった子供達は家に帰っていきました。4人目の子供の順番になるとバケツの水の量が減っていました。この時のバケツがブレーキオイルのタンク!水がブレーキオイル!水をもらって帰っていった子供達はブレーキパッド!という訳です(笑)。
本当に減ってしまうと、パッド交換をお知らせする為にパッド減を知らせるプレートがローターを擦って「♪キーっ」と聞こえてきますね。ここでの説明は、音が出る前までのパッド残溝の目安確認方法です。
※ここで注意しないといけないのが、ブレーキオイルタンク内にブレーキオイルの補充をしない事(バケツに水を足さない事)です。ブレーキオイルタンク内のオイルが減っていくのはホースを伝ってブレーキの方に流れているのであって決して無くなっているのではないです。パッドを新品に交換する(=パッド残溝が増える)とタンク内に戻ってきますから!!
水を家に持ち帰った子供達は、飲んでしまって無くなってしまっているかも・・・説明の例え、間違えたかな(苦笑)