当店では、乗用車や小型トラックのタイヤ・ホイールを車体からの脱着作業を行った時は、必ずトルクレンチで締め付け・最終確認させていただいております。
トルクレンチとは、ボルト・ナットなど、ねじの締付トルクを測ったり、決められたトルク値で締める場合に使用する工具でして、つまり、車体にタイヤ・ホイールをナットで取り付けた時、機械で強く締め付けすぎたり、緩くて締め付け足り無いという不具合がないように、トルクレンチで適度な強さでナットを締め付ける為に使用する工具なのです。
当店で作業させていただいた取り付け作業には、トルク管理(トルクレンチを使っての増し締め)を必ずしていますので、安心してお乗りいただけます!!
この、トルク管理について、大型トラックやバスについては例外でした。しかし、ここ数年間で多発した「車輪脱輪事故」の影響で、国土交通省の通達があり、ホイールナットの締付け過ぎや締付け不足が原因であると判断され、従来はインパクトレンチ(機械)を使って締付けを行うだけでした大型車も、 トルク管理(トルクレンチを使っての増し締め)が義務付けられました。なので、当店でも大型車用トルクレンチを用意しました!!しかし、実際問題、大型車のトルク管理には問題がたくさんあります・・・。この問題については、後日 説明したいと思います。