パンク まめ知識

以前の「パンク修理記事」の補足をしたいと思 います。
僕自身も、空気が減ったタイヤを「パンク」と一言で表現しますが、パンクにもいろいろあります。メインはやはり、釘や異物が刺さっている原因のパンクが大半ですね。次に多いのはバルブですねぇ!「この時の原因」もそうでしたね。
今の乗用車はチューブが入っていません(ごくまれに入っている事もありますが)。タイヤの中に空気を入れる箇所「バルブ」が悪くてエアが漏れる事があります!バルブ.gif
一般的にはゴムのバルブが使われており、ゴムバルブは長期間(約3年)の使用でタイヤと同じく劣化します。 時速100kmでは、タイヤはなんと1秒間に13回転(195/65R15の場合)もしており1.7kgもの力がバルブにかかっています(画像)。ゴムなので劣化してきてバルブが「ヒビ割れ→亀裂が入り→ちぎれる→エア漏れ」となりパンクとなってしまいます。このゴムバルブはタイヤと別物なのでタイヤを交換したからバルブも新品になった!って訳じゃないです。数百円の部品なので新品タイヤ交換毎時に交換されてもいいかもしれませんが、当店では この先を見越して適切なアドバイスをさせていただいております。
タイヤビード部のバーコードシール.jpg
 これらの原因が異常ないのにエアが漏れるという場合もあります。こういう時に多いのが、タイヤビード部のバーコードが原因のパンクです。最初に話したように今のタイヤにはチューブが入っていません。昔はチューブにエアが入ってタイヤを膨らませていましたが、今はタイヤ内は空気だけです。ホイールとタイヤが密着してエアを保持しているのですが、その空気を止めている大事な箇所(ビード部分)にタイヤの商品製造番号等を示すバーコード(画像の白い部分)が張られており、それが原因でエア漏れを起こすって事が今まで何度か経験しました。このような場合、このバーコードを剥がし、ビードのエア漏れを止める専用のりをぬりエア漏れをふさぐ事が出来ます。タイヤメーカー「ブ〇ヂストン」等によくある原因です。他店さんで気つかれているのかは知りませんが、当店の経験としてメーカーに改善を求めていますが、まったく見直してくれない現実です。。。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: パンク まめ知識

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.tsujigaito.com/mt/mt-tb.cgi/1007

コメント(4)

そうなんですか!!
ブリタイヤ 欠陥ですねぇ・・・

いつか発覚して、ニュースになったりして??

店長さん訴えてみては?

( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー

つい先月パンクしたばかりなので勉強になるなぁ・・・

今は無きセルシオに履かせていた
ワークユーロラインDHがまさにこの「バルブ」
の劣化が起きました!!

あの当時は急に変な音がして、パンクとばかり
思っていて「19インチは高いのに・・・」
なんて思っていました。
ディーラーで見てもらったらチューブが原因
だったので事なきを得たって感じでした。

yanさん
まぁ 欠陥といわれれば欠陥かと思われます。 本当ですねぇ!いつかニュースになったりして?^^;

ケンヤマさん
そうですか、パンクされたんですね^^;
原因は何でした? クギかな?・・

たつ吉
アルミホイールのバルブやね!
って事は、バルブ自身のゴム劣化じゃなくて、ゴムのパッキンがダメになってしまったのか、もしくは、バルブのネジが緩んできていたのでは?!なにはともあれ、タイヤ交換にならなくて良かったね(^_-)-☆

コメントする

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.12

このブログ記事について

このページは、YOSHIKIが2007年2月18日 09:48に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「軽キャンカー」です。

次のブログ記事は「第1回 東京マラソン2007」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。